9、電流が走った日・・・鮮やかな花弁のように
2001年8月20日 中3になった私は、Oちゃんとクラスが分かれてしまいました。Oちゃんは1組。私は4組。結構、不安だった。でも、例のY子は、2組になって、虐めからは回避ができました。
友達のSちゃんは5組、Tちゃんは6組で・・・2人の好きなCくんは、ナント私と同じ4組になったんだ!! しかもYくんとOちゃんが好きなMくんはTちゃんと同じ6組。複雑ながらも、少しはキッカケ作りができるようになったのも束の間・・・。
私はクラスで、どうしたらいいのかわかんなかった。みんな、それぞれ同じ小学校同士、もしくは前のクラスでの友達同士で固まっていた。私の場合・・・同じクラスだった人はY子の取り巻きだった人達だから・・・しかも同じ小学校出身者なんて男子しか、いなかったし。。。
同じような境遇のUちゃんと友達になった。Uちゃんは中1の終わりくらいに転入してきたらしく、そのせいもあって、馴染みずらかったという。私より、背が10センチ近く高かった子だから、並んで歩くと目線が上に・・・(^^;
だけど、そんな時だった。Sちゃんと同じクラスになったAちゃんと友達になったら・・・
『愛ちゃんと同じクラスのFくんの情報教えて!』
って、いわれた。
Fくんは、2年の時も同じクラスで、私よりTちゃんと仲良かった人。Tちゃんと、たまに一緒にいる私にもつっかかってきた奴だったから、あんま好きになれない人だった。
Aちゃんは、スキー教室以来、Fくんが好きになったという。友達の頼みだからと、私は引き受けてしまった。
でも、やっぱ、話し掛けるのは大変だった。男同士で話してるFくんに・・・。そこで、小学生の時、何回か話した事があったRくんを巻き沿いにして(?)話し掛けるようにした。でも、これが逆に裏目になるのだった。
ある日・・・Oちゃんが、
『愛ちゃん、Yくんやめて、Fくんに乗り換えたの?』
「え??」
『噂になってるよ。Fくんと愛ちゃんの事。』
私は・・・泣きたかった。きっとYくんの耳にも入ってるんだろなって。廊下で、すれ違うYくんを見れなくなったまま、夏休みに入った。
塾で夏季講習を受けてた時も、同じ学校の子から、
『Fくんとは、会ってるの?』
とか、言われる始末。すごく嫌だった。だけど・・・小学校の3、4年の時、同じクラスになって、中学は別々になったKくんが、優しくしてくれた。小テストとか、答え合わせを隣の人と交換してするんだけど・・・そういう時、ほかの女の子は私とは仲良くしてくれなかったんだけど・・・Kくんだけは仲良くしてくれたんだ。なんか小学時代の嫌なことが夢のようになっていった。
それと同じくらいに、受験勉強をしながら、変わらずラジオを聴いていた。そんな時だった!物凄い勢いのある音がした。数学の公式を思い出してた時だったから、またしてもアーティスト名を聴きそびれる。血が逆流してく感じだった。心臓の音が速くなって・・・体がビリビリしたんだ。
「揺れて揺れて今心が 何も信じられないまま」
サビらしい部分に入った瞬間、頭がハンマーで殴られたような衝撃を受ける。
今までに聴いた事ないよ! そして、何か英語を言ってる間奏部分。その声が、英語の勉強しろって言ってるようにも聞こえた。
ラジオの声『はぁい、聴いてもらいましたのは、LUNA SEAの「ROSIER」でしたぁ!』
「る・・・るなしー・・・ろーじあ」
私は、数学の勉強ほっぽって、英和辞書を開く。ろーじあ・・・LOJIA?ROZIA?とか、頭の中でスペルを思い浮かべては、必死に探す。けど、出てこない。るなしー・・・RUNACE? LUNACE? とか・・・その時に「LUNACY」を見つける。「狂気」。その言葉が私の頭を洗脳した。
友達のSちゃんは5組、Tちゃんは6組で・・・2人の好きなCくんは、ナント私と同じ4組になったんだ!! しかもYくんとOちゃんが好きなMくんはTちゃんと同じ6組。複雑ながらも、少しはキッカケ作りができるようになったのも束の間・・・。
私はクラスで、どうしたらいいのかわかんなかった。みんな、それぞれ同じ小学校同士、もしくは前のクラスでの友達同士で固まっていた。私の場合・・・同じクラスだった人はY子の取り巻きだった人達だから・・・しかも同じ小学校出身者なんて男子しか、いなかったし。。。
同じような境遇のUちゃんと友達になった。Uちゃんは中1の終わりくらいに転入してきたらしく、そのせいもあって、馴染みずらかったという。私より、背が10センチ近く高かった子だから、並んで歩くと目線が上に・・・(^^;
だけど、そんな時だった。Sちゃんと同じクラスになったAちゃんと友達になったら・・・
『愛ちゃんと同じクラスのFくんの情報教えて!』
って、いわれた。
Fくんは、2年の時も同じクラスで、私よりTちゃんと仲良かった人。Tちゃんと、たまに一緒にいる私にもつっかかってきた奴だったから、あんま好きになれない人だった。
Aちゃんは、スキー教室以来、Fくんが好きになったという。友達の頼みだからと、私は引き受けてしまった。
でも、やっぱ、話し掛けるのは大変だった。男同士で話してるFくんに・・・。そこで、小学生の時、何回か話した事があったRくんを巻き沿いにして(?)話し掛けるようにした。でも、これが逆に裏目になるのだった。
ある日・・・Oちゃんが、
『愛ちゃん、Yくんやめて、Fくんに乗り換えたの?』
「え??」
『噂になってるよ。Fくんと愛ちゃんの事。』
私は・・・泣きたかった。きっとYくんの耳にも入ってるんだろなって。廊下で、すれ違うYくんを見れなくなったまま、夏休みに入った。
塾で夏季講習を受けてた時も、同じ学校の子から、
『Fくんとは、会ってるの?』
とか、言われる始末。すごく嫌だった。だけど・・・小学校の3、4年の時、同じクラスになって、中学は別々になったKくんが、優しくしてくれた。小テストとか、答え合わせを隣の人と交換してするんだけど・・・そういう時、ほかの女の子は私とは仲良くしてくれなかったんだけど・・・Kくんだけは仲良くしてくれたんだ。なんか小学時代の嫌なことが夢のようになっていった。
それと同じくらいに、受験勉強をしながら、変わらずラジオを聴いていた。そんな時だった!物凄い勢いのある音がした。数学の公式を思い出してた時だったから、またしてもアーティスト名を聴きそびれる。血が逆流してく感じだった。心臓の音が速くなって・・・体がビリビリしたんだ。
「揺れて揺れて今心が 何も信じられないまま」
サビらしい部分に入った瞬間、頭がハンマーで殴られたような衝撃を受ける。
今までに聴いた事ないよ! そして、何か英語を言ってる間奏部分。その声が、英語の勉強しろって言ってるようにも聞こえた。
ラジオの声『はぁい、聴いてもらいましたのは、LUNA SEAの「ROSIER」でしたぁ!』
「る・・・るなしー・・・ろーじあ」
私は、数学の勉強ほっぽって、英和辞書を開く。ろーじあ・・・LOJIA?ROZIA?とか、頭の中でスペルを思い浮かべては、必死に探す。けど、出てこない。るなしー・・・RUNACE? LUNACE? とか・・・その時に「LUNACY」を見つける。「狂気」。その言葉が私の頭を洗脳した。
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