10、勇気を翼に込めて・・・
2001年8月26日 中3の2学期が始まった。全てが敵に見えてくる時期でもある。塾通いは週2日で数学と英語を習う。他の日は家で勉強したり、休日はOちゃんと図書館行って、勉強を教え合ったりしてた。
だけど、噂は消えていた。だけど、少し、Fくんとは距離を置くことにして・・・クラスで話すのはUちゃんくらいになってった。でも席が近くになるなんて事は少なくって・・・授業してても、何か不思議な気分だった。私の前と後ろの席の子が授業中、手紙で話してて、その渡すのを頼まれてイヤだった。授業してるのに、そんなの出来るわけないってね。。
私の体調悪いときも・・・繰り返してて、もう嫌気がさしていた。気持ちワルいのに・・・お構いナシに・・・。
今年も合唱コンクールがある。別に威張るって人もいなかったけどね。だけど・・・私はアルトにした。ソプラノでも声は出たんだけど・・・ソプラノには大きな声を出せる人が、いっぱいいたから・・・。結果は、見事に優勝をした。だけど、私自身は、みんなと心が一つになれたとは思わなかった。あとで聞いた話で、優勝したから打ち上げパーティみたいな事をしたらしい。だけど、呼ばれなかったのだ。
所詮・・・私なんて必要ないんだ。
勉強に没頭する。深夜ラジオも聴くようになる。LUNA SEAの存在も立ち読みした音楽雑誌でスペルとか把握する。「END OF SORROW」が、とても気にいってた。
「きっと人は 偶然と闘って 涙を知る セピア色の想い出 独り言が似合う 世紀の果てに 自分の事 気付き始めてる」
自分と重ね合わせていた。
募る思い・・・Yくんの噂を耳にする。1年から3年まで、同じクラスのIさんが好き?付き合ってる?って。悲しかった。とても、とても悲しかった。
そんな時、ある1日が私を変える。
日直当番がFくんとなってしまった日。だけど、何も変わらず話してくれてたFくん。まぁ・・・少しは気が許せる友達だから、喋ってた。それで、放課後、日誌を職員室に持っていって日直の任務終了になる。帰り支度もして、Fくんと職員室に向かおうとしてた時、Oちゃんや、Fくんの友達(中1の時、同じクラスになった事ある)のJくんもくっついてきた(^^;
その時だった。Jくんが・・・
『あ!!!Yくん!!!!』
と、6組の前を通ろうとした時にヒョッコリとYくんが教室から出て来た。
Y『おぉ〜Jじゃん。どしたのぉ?(楽しそうに言ってた)』
J『んとね〜、Fくんの付き添いでね、職員室に行くトコなんだ』
F『ども。』
私にOちゃんが耳打ちをした。
(話し掛けるチャンスだよ!!ファイト!)
私を見てきたYくん。ど・・・どうしよ・・・何て話せばイイの・・・??
F『おい、行くぞ!!』
と、言って私の腕を引っ張ったFくん。
「あ・・・。」
引き離された感じがした・・・。
その帰り道・・・Oちゃんが、
『愛ちゃん、Yくんに告白しなさい!』
「え・・・?」
『このままじゃ、何も言えないまま卒業して、Yくんへの思いを募らせるの?』
「わかんない・・・」
『ちゃんとYくんに、愛ちゃんの気持ちを言わなきゃ、ね?』
「うん・・・うん。」
勇気を翼に込めて、願いを必ず伝える。
そう決心したんだ。
だけど、噂は消えていた。だけど、少し、Fくんとは距離を置くことにして・・・クラスで話すのはUちゃんくらいになってった。でも席が近くになるなんて事は少なくって・・・授業してても、何か不思議な気分だった。私の前と後ろの席の子が授業中、手紙で話してて、その渡すのを頼まれてイヤだった。授業してるのに、そんなの出来るわけないってね。。
私の体調悪いときも・・・繰り返してて、もう嫌気がさしていた。気持ちワルいのに・・・お構いナシに・・・。
今年も合唱コンクールがある。別に威張るって人もいなかったけどね。だけど・・・私はアルトにした。ソプラノでも声は出たんだけど・・・ソプラノには大きな声を出せる人が、いっぱいいたから・・・。結果は、見事に優勝をした。だけど、私自身は、みんなと心が一つになれたとは思わなかった。あとで聞いた話で、優勝したから打ち上げパーティみたいな事をしたらしい。だけど、呼ばれなかったのだ。
所詮・・・私なんて必要ないんだ。
勉強に没頭する。深夜ラジオも聴くようになる。LUNA SEAの存在も立ち読みした音楽雑誌でスペルとか把握する。「END OF SORROW」が、とても気にいってた。
「きっと人は 偶然と闘って 涙を知る セピア色の想い出 独り言が似合う 世紀の果てに 自分の事 気付き始めてる」
自分と重ね合わせていた。
募る思い・・・Yくんの噂を耳にする。1年から3年まで、同じクラスのIさんが好き?付き合ってる?って。悲しかった。とても、とても悲しかった。
そんな時、ある1日が私を変える。
日直当番がFくんとなってしまった日。だけど、何も変わらず話してくれてたFくん。まぁ・・・少しは気が許せる友達だから、喋ってた。それで、放課後、日誌を職員室に持っていって日直の任務終了になる。帰り支度もして、Fくんと職員室に向かおうとしてた時、Oちゃんや、Fくんの友達(中1の時、同じクラスになった事ある)のJくんもくっついてきた(^^;
その時だった。Jくんが・・・
『あ!!!Yくん!!!!』
と、6組の前を通ろうとした時にヒョッコリとYくんが教室から出て来た。
Y『おぉ〜Jじゃん。どしたのぉ?(楽しそうに言ってた)』
J『んとね〜、Fくんの付き添いでね、職員室に行くトコなんだ』
F『ども。』
私にOちゃんが耳打ちをした。
(話し掛けるチャンスだよ!!ファイト!)
私を見てきたYくん。ど・・・どうしよ・・・何て話せばイイの・・・??
F『おい、行くぞ!!』
と、言って私の腕を引っ張ったFくん。
「あ・・・。」
引き離された感じがした・・・。
その帰り道・・・Oちゃんが、
『愛ちゃん、Yくんに告白しなさい!』
「え・・・?」
『このままじゃ、何も言えないまま卒業して、Yくんへの思いを募らせるの?』
「わかんない・・・」
『ちゃんとYくんに、愛ちゃんの気持ちを言わなきゃ、ね?』
「うん・・・うん。」
勇気を翼に込めて、願いを必ず伝える。
そう決心したんだ。
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