19、Cry for the moon・・・ココロ閉ざして
2001年11月2日 私は、拒否をした。怖かった。涙が頬をつたって流れた。
「ごめんね・・・トモヤくん。」
トモヤくんは、タバコに火をつけ、そっぽを向いた。無表情な背中・・・私は、もっと悲しくなった。
『愛さ・・・俺のこと好きだろ?』
「うん・・。」
『好きなら、何で拒むの? 俺だって、好きだから、俺のこと全部知ってもらいたいって思ってるから求めてるのに。』
「でも・・私、まだ経験ないから、怖いの。」
『もういいよ。今日は、しないよ。』
「ごめんなさい・・・。」
帰る時にMDを渡された。
『帰ったら、聴いてみて。』
「うん・・。」
そして、家に帰って、そのMDをラジカセにいれ、聴く。ROUAGEの曲が入ってた。そして「Cry for the moon」を聴く。なんか歌詞が痛くて・・痛くて・・。
「イイ曲だねぇ・・・Cry for the moon」
『俺は、桜花、繚乱が好きなんだけど・・・』
そんなメールのやり取りをした。だけど、ホントは、きっと怒ってるんだろうなって気持ちでいた。
そんなこんなで、ある日・・・
私がバイト(この頃から、てんやGirlになってます。)終わって、飲み会があって・・・そんな時にトモヤくんからメールが入った。
「ちょっと、大変なこと起きた。助けて。」
私はビックリした。電話で話すと・・・
「どうしたの? 何かあったの??」
『俺・・・怖いよ。』
「何が怖いの?」
『今・・・今・・・。』
「今?」
『咳したら、血が出てきた。』
「え??」
次の日、私はトモヤくんに付き添って、病院に行った。お医者さんに聞くと・・・
「タバコの吸いすぎと、アルコールの取りすぎで、肺が大変なことになってます。精密な検査したほうがいいですね。」
私はショックだった。確かに、タバコを12歳から吸い出しちゃったと、コロッと言ったトモヤくんに吸いすぎは良くないって注意した。なのに・・・
『愛・・俺、死ぬのかな?』
「バカバカッ! もうタバコも、お酒もだめだよ! 死んでほしくないもんっ!ちゃんと検査してもらわなきゃダメだからね!」
私は泣きながら、トモヤくんに叫んだ。
『分かった。酒もタバコもやめる。だから・・・。』
腕をグイッと、引っ張られた。
『俺のものになってよ。いいだろ?』
「・・・!」
人のいる公園で、昼下がりなのにキスをしてきた。
「イヤッ!!」
また、拒否をした私。
『何でだよ? 何で、そうイヤがるんだよ? 愛の気持ち、全然伝わってこねぇよ!』
トモヤくんは私を置き去りにして、どこかへ行ってしまった。
それから、メールも来なくなった。電話も出なくなった。そういう情緒不安定さと、バイトで脂っこいもの(てんぷらだもん・・・汗)ばかり食べてたせいで、胃の調子が悪くなった。
バイト中にフッと倒れてしまい・・・気付くとバイト先の休憩室。それから、病院に行く。
「食生活とストレスが原因ですね、何か心に取れない棘でもありますか?」
私は決心をした。そして、トモヤくんの住む街へ向かったのだった。
「ごめんね・・・トモヤくん。」
トモヤくんは、タバコに火をつけ、そっぽを向いた。無表情な背中・・・私は、もっと悲しくなった。
『愛さ・・・俺のこと好きだろ?』
「うん・・。」
『好きなら、何で拒むの? 俺だって、好きだから、俺のこと全部知ってもらいたいって思ってるから求めてるのに。』
「でも・・私、まだ経験ないから、怖いの。」
『もういいよ。今日は、しないよ。』
「ごめんなさい・・・。」
帰る時にMDを渡された。
『帰ったら、聴いてみて。』
「うん・・。」
そして、家に帰って、そのMDをラジカセにいれ、聴く。ROUAGEの曲が入ってた。そして「Cry for the moon」を聴く。なんか歌詞が痛くて・・痛くて・・。
「イイ曲だねぇ・・・Cry for the moon」
『俺は、桜花、繚乱が好きなんだけど・・・』
そんなメールのやり取りをした。だけど、ホントは、きっと怒ってるんだろうなって気持ちでいた。
そんなこんなで、ある日・・・
私がバイト(この頃から、てんやGirlになってます。)終わって、飲み会があって・・・そんな時にトモヤくんからメールが入った。
「ちょっと、大変なこと起きた。助けて。」
私はビックリした。電話で話すと・・・
「どうしたの? 何かあったの??」
『俺・・・怖いよ。』
「何が怖いの?」
『今・・・今・・・。』
「今?」
『咳したら、血が出てきた。』
「え??」
次の日、私はトモヤくんに付き添って、病院に行った。お医者さんに聞くと・・・
「タバコの吸いすぎと、アルコールの取りすぎで、肺が大変なことになってます。精密な検査したほうがいいですね。」
私はショックだった。確かに、タバコを12歳から吸い出しちゃったと、コロッと言ったトモヤくんに吸いすぎは良くないって注意した。なのに・・・
『愛・・俺、死ぬのかな?』
「バカバカッ! もうタバコも、お酒もだめだよ! 死んでほしくないもんっ!ちゃんと検査してもらわなきゃダメだからね!」
私は泣きながら、トモヤくんに叫んだ。
『分かった。酒もタバコもやめる。だから・・・。』
腕をグイッと、引っ張られた。
『俺のものになってよ。いいだろ?』
「・・・!」
人のいる公園で、昼下がりなのにキスをしてきた。
「イヤッ!!」
また、拒否をした私。
『何でだよ? 何で、そうイヤがるんだよ? 愛の気持ち、全然伝わってこねぇよ!』
トモヤくんは私を置き去りにして、どこかへ行ってしまった。
それから、メールも来なくなった。電話も出なくなった。そういう情緒不安定さと、バイトで脂っこいもの(てんぷらだもん・・・汗)ばかり食べてたせいで、胃の調子が悪くなった。
バイト中にフッと倒れてしまい・・・気付くとバイト先の休憩室。それから、病院に行く。
「食生活とストレスが原因ですね、何か心に取れない棘でもありますか?」
私は決心をした。そして、トモヤくんの住む街へ向かったのだった。
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