hideが亡くなったとニュースが飛び交ってた日、私はバイトしていた。アキラさんと二人で、和気あいあいでバイトしてたんだけど、お店にイナゲさんが入ってくるなり、私を呼びつけ、バックヤードに。

『hideが亡くなった。』
「え?」
『X JAPANの。』
「!!」

 イナゲさんは、当時バンド組んでいた。X JAPANのコピーとかしてて、一回だけ、スタジオに遊びに行ったりしたけど・・私は、仕事あるから、出ようとしたら・・イナゲさんが泣き出した。
 担当がギターだったから、余計に辛かったんだと思う。私は、何も出来なくなっていた。

 多分、その辺から気になりだしたんだと思う。でもサチに相談すると。。

S「やめなよー! イナゲッチいじわるじゃん!」

 でも、それから数週間後・・・サチから相談があると言われ、家に行くと

S「サチも、イナゲッチのこと好きになっちゃった。よろしくね。」
「ちょっと待ってよ。スズキさんは??」
S「スズキさんも好き。いいじゃん別に。」

 私は、腹立たしかった。でも、私の思いは止まらなかった。

 そのことで、辛い思いしてバックヤードで泣いてた私。すると、ちょうどイナゲさんが来て、泣き終わるまで、一緒にいてくれたりした。

 ある時、シュンさんに
『アイアイ、ゲッチがねー、』

「アイアイは妹みたい。」と言ってたらしい。それでもいいって思った。何も見返りは求めなかった。

 そして、バイト辞めることになって、エプロンを返しに行くと、イナゲさんがいた。外のごみを処理してて・・私は、そこで告白した。でも振られた。

 ―年上が好きだから、付き合えない。

そう言われた。

 そして、最後にお寿司やさんでバイトをした。そこは、年配が多くて、恋だので悩む意味がなくて、私は安心してた。やっぱり、仕事場で恋したいって思わないようになっていた。

「公私混同」

 それは、いやだから。

故に・・・

スーパーバイト・・・2ヶ月。

コンビニバイト・・・6ヶ月。

お寿司やバイト・・・1年4ヶ月。

でした。

 ちなみに、お寿司やさんでバイトしてた時は怪我が多かった(爆)

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