じゅにあ はいすくーる めもりーず
2002年2月17日2、友達。
2年4組の教室に入ると、結構、知らない人が多かった。
―あ、あの子って、ウチの学校のトップの子だったよね
―あの人って、なんかの大会で賞をもらってたよね
なーんて、こっちは知ってるけど、向こうは私みたいな平凡な子は知らないだろうけど。。そして、担任の先生が現れた。
先生は美術を教えてくれてた井出先生だった。先生の話を聞きながら、窓側を少し見る。私の視界に洋子さんの姿が映った。
洋子さんと、また同じクラスなんだ・・。って事は、洋子さんも私と対等?かな。
でも、なんか憂鬱だなー。
明日香ちゃんもさっちゃんも仲良しさんで、私も中に入れてもらうのは、やっぱ忍びないし・・
先生の話のあと、「始業式」のため、体育館に行く。各クラスの担任発表とか、していた。私は2組の方を少し見る。高野くんを見つけた。
静姿勢で、他の男の子と違って、ふらふら動かないんだ。1年の時は、高野くんはウチのクラスの代表委員をしていたから、前を見れば必ず、高野くんは見れた。
そんな、少し切ない思いのまま、次の日を迎えた。新一年生を迎えるための準備をしに学校に行く。途中で、明日香ちゃんと会って
「あれ?さっちゃんは?」
「なんかねー、受け付けの係になったみたいで先に行ったよ。」
「そうなんだー。」
教室に入ると、さっちゃんが見慣れない子と、お話をしていた。
「幸子ー、おはよー!」
「あ、来た来た! 明日香に未来、おはよー!」
「おはよう!」
見知らぬ女の子は、私にも笑いかける。思わず、明日香ちゃんの後ろに隠れる。
「未来は、ちょっと人見知りするけど、良い子だよ。」
「はじめまして。橋本明日香です。よろしくね! そんで、この子は、椎名未来。」
明日香ちゃんが私のことも紹介してくれた。
「こちらこそ、はじめまして。角田若葉です。」
これが、私と若葉ちゃんとの出会いだった。
2年4組の教室に入ると、結構、知らない人が多かった。
―あ、あの子って、ウチの学校のトップの子だったよね
―あの人って、なんかの大会で賞をもらってたよね
なーんて、こっちは知ってるけど、向こうは私みたいな平凡な子は知らないだろうけど。。そして、担任の先生が現れた。
先生は美術を教えてくれてた井出先生だった。先生の話を聞きながら、窓側を少し見る。私の視界に洋子さんの姿が映った。
洋子さんと、また同じクラスなんだ・・。って事は、洋子さんも私と対等?かな。
でも、なんか憂鬱だなー。
明日香ちゃんもさっちゃんも仲良しさんで、私も中に入れてもらうのは、やっぱ忍びないし・・
先生の話のあと、「始業式」のため、体育館に行く。各クラスの担任発表とか、していた。私は2組の方を少し見る。高野くんを見つけた。
静姿勢で、他の男の子と違って、ふらふら動かないんだ。1年の時は、高野くんはウチのクラスの代表委員をしていたから、前を見れば必ず、高野くんは見れた。
そんな、少し切ない思いのまま、次の日を迎えた。新一年生を迎えるための準備をしに学校に行く。途中で、明日香ちゃんと会って
「あれ?さっちゃんは?」
「なんかねー、受け付けの係になったみたいで先に行ったよ。」
「そうなんだー。」
教室に入ると、さっちゃんが見慣れない子と、お話をしていた。
「幸子ー、おはよー!」
「あ、来た来た! 明日香に未来、おはよー!」
「おはよう!」
見知らぬ女の子は、私にも笑いかける。思わず、明日香ちゃんの後ろに隠れる。
「未来は、ちょっと人見知りするけど、良い子だよ。」
「はじめまして。橋本明日香です。よろしくね! そんで、この子は、椎名未来。」
明日香ちゃんが私のことも紹介してくれた。
「こちらこそ、はじめまして。角田若葉です。」
これが、私と若葉ちゃんとの出会いだった。
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