じゅにあ はいすくーる めもりーず
2002年3月10日10、未来の想い。
それからゴールデンウィークに突入した。何も考えられないくらいだった。ずっと、ぼぉっとしてた。学校行くのが怖かった。洋子さんの仕打ちが怖かった。たった一回で終わるなんて思えないから。
ゴールデンウィーク明けの6日。私は、昼休みに委員会があったので行った。
私は図書委員になっていた。昼休みとか、本の貸し出し当番になってる時もある。
様子を見に、若葉ちゃんや明日香ちゃん、さっちゃんも来てくれた。
私は、夏目漱石の「こころ」を借りて、その日の当番を終えた。
その放課後。4人で下校していた時に私は言った。
「あのね・・私ね・・皆に言いたいことあるの。」
3人が、ビックリしていた。いつも、聞き役が多かった私が話すのは珍しいから。
「何?」
「どうしたの?」
「あのね・・・私の好きな人なんだけどね。若葉ちゃんには、もう知られているんだけど・・・。私、2組の高野くんが好きなの。同じクラスの洋子さんも好きみたいで・・・大変だけど。」
「え? 高野? あ! 清水と一緒にいる人?」
明日香ちゃんが、そう言う。
「うん・・。」
「だから、この前、洋子が未来に嫌がらせみたいな事したんだね。」
さっちゃんが納得した。
「だから・・・この先、3人に迷惑かけるかもしれないけど・・・」
「未来!」
明日香ちゃんが私の目の前に来て、おでこを叩いた。
「迷惑なわけないでしょ。未来は、私らの友達だよ? 頑張って欲しいもん。だから、迷惑なんて思っても言っちゃダメ。」
「あ・・明日香ちゃん。」
「そうだよ!未来! 洋子なんかに負けないで!」
さっちゃんが、私の肩を叩く。
「まだ未来達と仲良くなって、短いけど私も応援するよ!」
若葉ちゃんが私の手を握る。
みんな・・・。
私は、嬉しくて泣いてしまった。
これから、どんな恐怖があっても、苦しくても、みんながいるから・・・頑張れる気がしてた。
それからゴールデンウィークに突入した。何も考えられないくらいだった。ずっと、ぼぉっとしてた。学校行くのが怖かった。洋子さんの仕打ちが怖かった。たった一回で終わるなんて思えないから。
ゴールデンウィーク明けの6日。私は、昼休みに委員会があったので行った。
私は図書委員になっていた。昼休みとか、本の貸し出し当番になってる時もある。
様子を見に、若葉ちゃんや明日香ちゃん、さっちゃんも来てくれた。
私は、夏目漱石の「こころ」を借りて、その日の当番を終えた。
その放課後。4人で下校していた時に私は言った。
「あのね・・私ね・・皆に言いたいことあるの。」
3人が、ビックリしていた。いつも、聞き役が多かった私が話すのは珍しいから。
「何?」
「どうしたの?」
「あのね・・・私の好きな人なんだけどね。若葉ちゃんには、もう知られているんだけど・・・。私、2組の高野くんが好きなの。同じクラスの洋子さんも好きみたいで・・・大変だけど。」
「え? 高野? あ! 清水と一緒にいる人?」
明日香ちゃんが、そう言う。
「うん・・。」
「だから、この前、洋子が未来に嫌がらせみたいな事したんだね。」
さっちゃんが納得した。
「だから・・・この先、3人に迷惑かけるかもしれないけど・・・」
「未来!」
明日香ちゃんが私の目の前に来て、おでこを叩いた。
「迷惑なわけないでしょ。未来は、私らの友達だよ? 頑張って欲しいもん。だから、迷惑なんて思っても言っちゃダメ。」
「あ・・明日香ちゃん。」
「そうだよ!未来! 洋子なんかに負けないで!」
さっちゃんが、私の肩を叩く。
「まだ未来達と仲良くなって、短いけど私も応援するよ!」
若葉ちゃんが私の手を握る。
みんな・・・。
私は、嬉しくて泣いてしまった。
これから、どんな恐怖があっても、苦しくても、みんながいるから・・・頑張れる気がしてた。
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