じゅにあ はいすくーる めもりーず
2002年3月22日15、図書室での出来事。
「うぅーー、つまんないよぉ。」
今日も放課後の図書室の当番があった。同じ当番の人は、サボってこないし・・しかも利用者も少ないし・・私は、カウンターで嘆いてた。
明日香ちゃんも、さっちゃんも塾に通い出したらしくて、サッサと帰っちゃうし、若葉ちゃんは、部活だし・・。いちお、部活終わるのを待ってるんだけど・・・
「あの、本、借りたいんだけど。いい?」
「え? うわぁぁぁ!!!」
ビックリした、高野くんが私に声を掛けていたんだ(汗)。 私、ビックリして椅子から落っこちた。
「椎名・・平気か?おい?」
「だって・・だって・・ビックリするよぉ!!」
高野くんは私の腕を掴んで、起こしてくれた。素の手が優しかった。
「高野くん・・」
「何?」
私、何を言おうとして声掛けたんだろう今。何も無いよぉ。。どうしよう。
「何? どうしたの?椎名??」
「ちょっと、そこの二人!!!」
声のする方を見ると、洋子さんが立っていた。
「図書室で何してんのよ! 椎名さん、あんた図書委員でしょ? 何、男とイチャついてんのよ!」
「別に、そういうんじゃないよ。」
「長谷部さ、あんまし椎名に、突っかかるなよ。可哀想じゃないか。」
「何で望が庇うのよ? じゃあ何? 望は、椎名さんのコトが好きなわけ?」
どくん・・・
高野くん・・
何て答えるのかな・・?
知りたい・・
でも、怖い・・・。
「椎名は・・・妹みたいなものだよ。だから、ほっとけないんだ。」
イモウト・・・。
「そうよねぇ、椎名さんは、まだ子供っぽいものねー。妹か、そっかー。なら良かった。」
コドモッポイ・・・。
「望、ちょっと数学で分からないとこあるの。教えてくんないかな?」
「どこ? 見せてみろ。」
「じゃ。教室来てよぉ! じゃあねー、椎名さん。」
どくんどくんどくん・・・。
私の頭の中は、真っ白でした。
高野くんは私を妹のようにしか見てないんだ・・・。
だから、心配してくれたの?
だから、そんなやさしいの?
何もかもが真っ白になっていった。
私の恋・・・初恋は・・・終わっちゃうの??
ねぇ。どうしたらいいの?
「うぅーー、つまんないよぉ。」
今日も放課後の図書室の当番があった。同じ当番の人は、サボってこないし・・しかも利用者も少ないし・・私は、カウンターで嘆いてた。
明日香ちゃんも、さっちゃんも塾に通い出したらしくて、サッサと帰っちゃうし、若葉ちゃんは、部活だし・・。いちお、部活終わるのを待ってるんだけど・・・
「あの、本、借りたいんだけど。いい?」
「え? うわぁぁぁ!!!」
ビックリした、高野くんが私に声を掛けていたんだ(汗)。 私、ビックリして椅子から落っこちた。
「椎名・・平気か?おい?」
「だって・・だって・・ビックリするよぉ!!」
高野くんは私の腕を掴んで、起こしてくれた。素の手が優しかった。
「高野くん・・」
「何?」
私、何を言おうとして声掛けたんだろう今。何も無いよぉ。。どうしよう。
「何? どうしたの?椎名??」
「ちょっと、そこの二人!!!」
声のする方を見ると、洋子さんが立っていた。
「図書室で何してんのよ! 椎名さん、あんた図書委員でしょ? 何、男とイチャついてんのよ!」
「別に、そういうんじゃないよ。」
「長谷部さ、あんまし椎名に、突っかかるなよ。可哀想じゃないか。」
「何で望が庇うのよ? じゃあ何? 望は、椎名さんのコトが好きなわけ?」
どくん・・・
高野くん・・
何て答えるのかな・・?
知りたい・・
でも、怖い・・・。
「椎名は・・・妹みたいなものだよ。だから、ほっとけないんだ。」
イモウト・・・。
「そうよねぇ、椎名さんは、まだ子供っぽいものねー。妹か、そっかー。なら良かった。」
コドモッポイ・・・。
「望、ちょっと数学で分からないとこあるの。教えてくんないかな?」
「どこ? 見せてみろ。」
「じゃ。教室来てよぉ! じゃあねー、椎名さん。」
どくんどくんどくん・・・。
私の頭の中は、真っ白でした。
高野くんは私を妹のようにしか見てないんだ・・・。
だから、心配してくれたの?
だから、そんなやさしいの?
何もかもが真っ白になっていった。
私の恋・・・初恋は・・・終わっちゃうの??
ねぇ。どうしたらいいの?
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