じゅにあ はいすくーる めもりーず
2002年3月27日18、そのままの君で。
水曜日、私と若葉ちゃんと藤木くんは放課後に、音楽室に行った。
「私、ピアノ弾けるんだ!」
と、若葉ちゃんがピアノの前に座り、ピアノを弾き始めた。
「あ、これ!知ってるー!去年、若葉ちゃんのクラスが合唱コンクールで歌ったね!」
「そのままの君で」
私は、思わず歌い出した。すると、藤木くんも歌った。
「約束しよう 僕らは別々の人生を歩んでいくけれど
いつかどこかで 偶然出会ったなら 心の底から語り合おう
変わらない何かを確かめ合っていきたい
幾つもの思いを 素直に伝えたい
そんな仲間でいて欲しい
いくつ年をとっても
君は 君で いて欲しい」
なんか、すごく気持ちよかった。
私、歌が好きなんだな。
「あんた達、バカじゃないの?」
洋子さんが入ってきた。
「あんた達のこと私は許さない! どんなことがあっても!!」
強い衝撃を受けた。
なんで・・なんで、そこまで私達を許さないの? 何が?
「長谷部、なんでだよ?何が不満なんだよ?椎名や角田の何が許せないんだよ?」
「あんた達には、一生わかんないわよぉ!!!」
そう言って逃げるように去った洋子さん。
私達には、疑問があった。
私と高野くんが仲良くしてるのが原因で私にいじめようとしてるのかと思った。
だけど、違う。
私と若葉ちゃんが仲良くしてることが、洋子さんにとって苦痛らしい。
でもなんで? なんで?
洋子さんが、どうして、そこまで許せないのか、全く分からなかった。
音楽室にあった、アコギを手に取った私は、まだ一曲しか弾けないけど・・・ある曲を弾いた。
「禁じられた遊び」
指にあたるナイロン弦の痛みが、何故か、いつもより痛かった。
水曜日、私と若葉ちゃんと藤木くんは放課後に、音楽室に行った。
「私、ピアノ弾けるんだ!」
と、若葉ちゃんがピアノの前に座り、ピアノを弾き始めた。
「あ、これ!知ってるー!去年、若葉ちゃんのクラスが合唱コンクールで歌ったね!」
「そのままの君で」
私は、思わず歌い出した。すると、藤木くんも歌った。
「約束しよう 僕らは別々の人生を歩んでいくけれど
いつかどこかで 偶然出会ったなら 心の底から語り合おう
変わらない何かを確かめ合っていきたい
幾つもの思いを 素直に伝えたい
そんな仲間でいて欲しい
いくつ年をとっても
君は 君で いて欲しい」
なんか、すごく気持ちよかった。
私、歌が好きなんだな。
「あんた達、バカじゃないの?」
洋子さんが入ってきた。
「あんた達のこと私は許さない! どんなことがあっても!!」
強い衝撃を受けた。
なんで・・なんで、そこまで私達を許さないの? 何が?
「長谷部、なんでだよ?何が不満なんだよ?椎名や角田の何が許せないんだよ?」
「あんた達には、一生わかんないわよぉ!!!」
そう言って逃げるように去った洋子さん。
私達には、疑問があった。
私と高野くんが仲良くしてるのが原因で私にいじめようとしてるのかと思った。
だけど、違う。
私と若葉ちゃんが仲良くしてることが、洋子さんにとって苦痛らしい。
でもなんで? なんで?
洋子さんが、どうして、そこまで許せないのか、全く分からなかった。
音楽室にあった、アコギを手に取った私は、まだ一曲しか弾けないけど・・・ある曲を弾いた。
「禁じられた遊び」
指にあたるナイロン弦の痛みが、何故か、いつもより痛かった。
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