じゅにあ はいすくーる めもりーず
2002年7月17日37、最後の1年。
「きゃあああ・・。」
去年と同じな私。遅刻ぎりぎりで校門を通過。
「おっはよー!未来!」
最初に私を見つけてくれたのは、さっちゃんだった。
「おはよぉ!さっちゃん。お久し振り!クラス変え表見た?」
「まだ見てないけど・・ってか、未来、髪切ったねぇ。」
「あ、分かった?」
そう私は、始業式の前日、髪を切ったのだ。背中の真ん中より上くらいまで長かった髪を、肩くらいに切ってしまったのだ。
「幸子ー、未来ーっ!」
若葉ちゃんが走って駆け寄る。
「若葉ちゃん、おはよぉ!」
「おっはよー!元気だった?」
「若葉、相変わらず元気だなぁ。」
「ところで、クラス変え表見た?ビックリだよぉ」
そう言われて3人で見に行く。
角田 若葉・・1組・・下出 啓一
椎名 未来・・4組・・清水 隆之・・藤木 高士
牧村 幸子・・5組・・時岡 理・・鶴巻 直子
橋本 明日香・・6組・・高野 望
ひょええぇぇぇ!!
な・・なんだ、このクラス変えはぁ。。
私・・また藤木くんと同じクラスになっちゃったし・・さっちゃんや、明日香ちゃんの好きな清水くんとも同じクラスだぁ。
しかも、高野くんは明日香ちゃんと同じクラスで、さっちゃんは直子や時ちゃんと同じクラス。
若葉ちゃんは、しもちゃんと同じクラスで平穏そうだなぁ・・。
そういえば・・
「ねっ、明日香ちゃんは?」
「明日香・・そういや見かけてないなぁ・・。」
どうしたんだろう? 明日香ちゃん。
始業式も終え、教室に入る。
去年は・・明日香ちゃんも、さっちゃんもいたから一人ぼっちじゃなかったけど・・今日は、一人ぼっち。寂しい。
みんな、他の子とお話してるし、私は・・・その輪の中に入れない。
「はい、席ついて!」
なんと! また担任は、井出先生だった。
「今日から、君達は、我が校の顔となるわけです。3年生として、恥のないよう、慎むように。君達の中で私が担任になるのが2回目の人もいるだろうけど、みんな同じですから。頑張って、受験を乗りきりましょう。」
受験・・。そういえば・・このクラス・・。頭のイイ子がいっぱいだなぁ。。
主席争いしてる人達が5人もいる・・。相対評価な成績だから、難しいなぁもぉ。
いくら塾で勉強し始めたからって・・。
「椎名? しいな・・」
「あ、藤木くん。」
「もう終わりだぜ。」
「あ、うん。」
席を立つと、その近くに清水くんが通る。
背の高い人、スラリとしてて、笑顔がユニークで、でも、まだ話したことのない、明日香ちゃんと、さっちゃんの好きな人。
「椎名?」
「あ、うん。ごめん。帰ろう。」
私は、このクラスに馴染めるのだろうか?
いくら藤木くんがいるからとは言え、男の子とだけ仲良くしてても、他の女の子の目が気になるし。
「担任、久山だったよーラッキー♪」
と、若葉ちゃんは絶好調のようにVサイン。
「うん。」
「ちょおっと、未来、どうしたの?」
「さっきから、椎名、こうなんだよな。」
「未来?」
「大変・大変!!!」
さっちゃんが私達に向かって走ってきた。
「幸子どうしたの?」
「な・・直子がっ!! ウチのクラスの担任になったのって、新任の菊池先生っていうんだけどぉ。直子が、菊地先生を狙うぞ宣言してたよ!!」
「また、あのバカが。。」
なにかが変わった気がした。
かわれないのは私だけ?
このまま3年生の1年を、過ごしていくのかな。
「きゃあああ・・。」
去年と同じな私。遅刻ぎりぎりで校門を通過。
「おっはよー!未来!」
最初に私を見つけてくれたのは、さっちゃんだった。
「おはよぉ!さっちゃん。お久し振り!クラス変え表見た?」
「まだ見てないけど・・ってか、未来、髪切ったねぇ。」
「あ、分かった?」
そう私は、始業式の前日、髪を切ったのだ。背中の真ん中より上くらいまで長かった髪を、肩くらいに切ってしまったのだ。
「幸子ー、未来ーっ!」
若葉ちゃんが走って駆け寄る。
「若葉ちゃん、おはよぉ!」
「おっはよー!元気だった?」
「若葉、相変わらず元気だなぁ。」
「ところで、クラス変え表見た?ビックリだよぉ」
そう言われて3人で見に行く。
角田 若葉・・1組・・下出 啓一
椎名 未来・・4組・・清水 隆之・・藤木 高士
牧村 幸子・・5組・・時岡 理・・鶴巻 直子
橋本 明日香・・6組・・高野 望
ひょええぇぇぇ!!
な・・なんだ、このクラス変えはぁ。。
私・・また藤木くんと同じクラスになっちゃったし・・さっちゃんや、明日香ちゃんの好きな清水くんとも同じクラスだぁ。
しかも、高野くんは明日香ちゃんと同じクラスで、さっちゃんは直子や時ちゃんと同じクラス。
若葉ちゃんは、しもちゃんと同じクラスで平穏そうだなぁ・・。
そういえば・・
「ねっ、明日香ちゃんは?」
「明日香・・そういや見かけてないなぁ・・。」
どうしたんだろう? 明日香ちゃん。
始業式も終え、教室に入る。
去年は・・明日香ちゃんも、さっちゃんもいたから一人ぼっちじゃなかったけど・・今日は、一人ぼっち。寂しい。
みんな、他の子とお話してるし、私は・・・その輪の中に入れない。
「はい、席ついて!」
なんと! また担任は、井出先生だった。
「今日から、君達は、我が校の顔となるわけです。3年生として、恥のないよう、慎むように。君達の中で私が担任になるのが2回目の人もいるだろうけど、みんな同じですから。頑張って、受験を乗りきりましょう。」
受験・・。そういえば・・このクラス・・。頭のイイ子がいっぱいだなぁ。。
主席争いしてる人達が5人もいる・・。相対評価な成績だから、難しいなぁもぉ。
いくら塾で勉強し始めたからって・・。
「椎名? しいな・・」
「あ、藤木くん。」
「もう終わりだぜ。」
「あ、うん。」
席を立つと、その近くに清水くんが通る。
背の高い人、スラリとしてて、笑顔がユニークで、でも、まだ話したことのない、明日香ちゃんと、さっちゃんの好きな人。
「椎名?」
「あ、うん。ごめん。帰ろう。」
私は、このクラスに馴染めるのだろうか?
いくら藤木くんがいるからとは言え、男の子とだけ仲良くしてても、他の女の子の目が気になるし。
「担任、久山だったよーラッキー♪」
と、若葉ちゃんは絶好調のようにVサイン。
「うん。」
「ちょおっと、未来、どうしたの?」
「さっきから、椎名、こうなんだよな。」
「未来?」
「大変・大変!!!」
さっちゃんが私達に向かって走ってきた。
「幸子どうしたの?」
「な・・直子がっ!! ウチのクラスの担任になったのって、新任の菊池先生っていうんだけどぉ。直子が、菊地先生を狙うぞ宣言してたよ!!」
「また、あのバカが。。」
なにかが変わった気がした。
かわれないのは私だけ?
このまま3年生の1年を、過ごしていくのかな。
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